たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/町田くんの世界

 

ときどき「人たらし」って、いるよね

ボクの周囲にも数名いるなぁ

 

彼らの共通点は「優しさ」「人懐っこさ」「損得抜き」「何かに夢中になる純真さ」ではないだろうか、

(たまにそれらを演じている「エセ人たらし」がいるのでそれには注意)

 

孫正義

野球チーム持ちたいと決めた時

かならずクリアしなくてはいけない相手が読売のオーナーだった

なかなか相手を信用しない仏頂面のオーナーも

2時間孫と会食したら

孫のことをいたく気に入ってプロ野球参入を認めたとか、、、

 

サカナくんは

天然なので、実物もテレビの通りの人

高校生の頃、皆が恐れる番長に絡まれそうになったが

魚を愛してやまないサカナくんに魅かれ

番長、最後には「こんど一緒に釣り行こうや」と仲良しになり

それ以降、サカナくんに手出しする者はいなくなったそうだ、、、

 

ほかにも

ムロツヨシ綾野剛なんかも「人たらし」との噂も、、、

 

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DVDが出たので

何故か二度目の鑑賞

 

「この世界は悪意に満ちている」

だからこそ「人たらし」が社会に愛をもたらす世界を

原作者は描きたかったそうだ

 

スポーツも勉強もできない

冴えない高校生

まさしく

いじめられっ子として標的になりそうな子なのに

自分のことは後回しにして

他人のために一生懸命

「いい人」だからと皆から愛される

 

「情けは人の為ならず」は絶対に正しい

 

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ただね

気になるのは

 いい人だけど笑顔が少ない

ここはどうしたものなのか?

 

マンガチック

寅さんのようにも感じる

シリーズにしても良いかも

 

前田敦子のことなんか

今まで何も考えたこともなかったが

ここでのコイツは面白い

 

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ストーリーは原作とちょっと違うようだが

それによって監督による町田くんの世界を作りたかったんだろうね

 

ラストなんかまさにそう

最後はあまりにもマンガすぎてファンタジーになってしまって

やっぱり町田くんのような人間はファンタジーの世界でしか存在しないと

ボクはネガティブな受け取り方をしてしまう

今や善意はファンタジーなのか、、、

 

デフォルメはマンガの特権だけど

やっぱりこれは漫画なんだねってオチになってしまって(残念な漫画オチ)

せっかくの青春映画、ハートウォーミングムービーなのに

台無しになってしまっている気がするので、

 

最後は

あそこまでやらなくても良かった気がする、、、

 

3☺

 

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