たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/ライオンキング(超実写版)

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実写版っていうから

てっきり実写とCGの合成

もしくは<ベイブ>のように部分的に実写にCGをかぶせる

または、背景は実写でキャラクターはCGでの合成のように

実写とCGの融合に思っていたら、

どうやらファーストカットのアフリカの大地の夕景以外は全てCGだそうで、

考えてみれば実写も同時に撮影していたら

それはそれで非常に手間もかかるわけで

今ならいっそのこと全てCGで処理してしまった方が簡単なのかもしれない

 

そういえば

LEGOムービー>の時も実写のレゴとCGの合成かと思い

レゴ部分を手作業で組んでいるのなら労作だなとワクワクしていたら

レゴ部分も全てCGと聞き非常にがっかりした思いをしたことがある

 

こうなると例えばアカデミー賞でも

実写ではなくアニメ部門の対象になるわけだね

 

だから「実写化」という言葉にはたいへん違和感があり

「CG化」が正しいのだろうし

それに代わる新しい言葉が「超実写版」なのかもしれないけど

この言葉が相応しいかはなんとも言えず

ほかにマッチする表現がまた出てくるかもしれないね、、、

 

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今年は<ダンボ><アラジン>とアニメの実写化が多いけど

ネタもだんだん尽きてきて

残すネタは<アナ雪><ラプンツェル><リトルマーメイド><わんわん物語>くらいかと、思ったら、

<リトルマーメイド>はすでに制作に取り掛かっているらしい

 

ディズニーではないが<シュレック>の実写化なんかも面白い

ただし、シュレックのキャラが「ハルク」とかぶりそうで要注意(W)

 

あとね

魔法にかけられて>ですでにパロディ的にやっているけど

レミーのおいしいレストラン>を実写化したら

それはそれで共感得られないから実写化の可能性は低いよね

 

そりゃ、ネズミが料理作っているのをリアルに見せられたら

もう、ラタトゥーユなんて一生食べる気が起きなくなるよ、、、

 

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さて、本題だが

もともとオリジナルの<ライオンキング>は脚本もよくできているので

実写版ではほとんど手を加えず

アニメの台本そのままのように

ほぼオリジナルに忠実に再現し

カット割りすら同じではないのかと思えるほどだ

それほどオリジナルをリスペクト(尊重)するコンセプトなのだろうね

 

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マイナス面では

曲の歌唱がエルトンジョンでないこと

やっぱり原曲の方がぜんぜん良いのだよ

 

オリジナルとの比較っていう意味では

オリジナルが色鮮やかな印象に対して

実写版は色彩に欠ける

 

オリジナルなコミカルな動きやダンスもあったのに比べ

そういう動きは今回はセーブしたようだ

 

そして一番気になったのは

CGはアニメに比べて表情が豊かでないこと

つくづくアニメは表情表現が豊かであることに感心する

 

とくにCGでは悲しい表情の表現が乏しいね

喜びなんて表現もそう

 

ここらへんのCGの欠点が

これからの映像技術の課題であり、伸びしろなんだろうね

 

ま、

可愛い子ライオン・シンバを眺めているだけで嬉しい映画です、、、

 

P.S.

ちなみに、よく言われる<ジャングル大帝>のパクリの件だけど、

ジャングル大帝レオ>の米国でのタイトルは「Kimba,the White Lion」なんだね

そ、キンバなんだね

そのためパクリと言われるけど

内容的には<レオ>よりも、<バンビ>そのもの

 

だからね

ディズニー社の社内的事情で

主人公の動物を変えただけでの社内リメイクといった方が正しいね

 

3☺

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