第1次インドシナ戦争時の1954年、反政府軍に武器を供給する中国からの武器貯蔵庫は「チャイナゲート」と呼ばれていた、その膨大な武器を壊滅するために集められたフランス外人部隊と男と女の物語、、、案内役として主人公ブロックの元妻リーアが雇われるがリーアは案内役を務める代わりに息子をアメリカに避難させる約束を仏軍ととりつけていた、、、(映画.com引用)
市街地は瓦礫の山と化し
人々は米軍が空から投下する救援物資が命の綱だった
「動物はすべて食い尽くされた、たった一匹を除いては」という
冒頭のナレーションと共に映し出される
少年と少年の抱いた子犬
それを見かけた男が
犬を奪おうと少年を襲う
少年は逃げる逃げる
ツカミがいいよね
犬と少年がいいよね
少年の母親は
「ラッキーレッグス」と呼ばれる
脚の美しい商売女だが
とてもアジア系には見えない
白人のような容姿をしているが
その息子は彼女の先祖の血を継いだ
まったくのアジア系の顔の少年
ここらが面白いんだよね
複雑な事情が想像できて
そこに男と女の葛藤が生じる、、、
セットがいいんだね
オープンセット
金掛けてるなぁって感じだよ
それと
ニュース映像と共に編集されているが
画調があわなくても
なんかいいんだよね
しかしね
せっかく凄いオープンセットを組んだのに
まるで途中から資金が尽きたかのように
スタジオ内のセットがチープになるんだよね
せっかくの戦闘シーンも
突如とB級テイストになってしまうが
それでも
物語が面白いから引き込まれるね
さすがサミュエルフラーだね
こういう映画は
誰でも気軽に観れるといいけど
日本のお粗末な「映画鑑賞インフラ」が
埋もれた傑作の鑑賞を阻むね