たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/ブラックパンサー

あまり興味もなかったが
ディズニーが必死になっているというので
とりあえず観てみた

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今やハリウッドで
最も大きな映画会社ウォールトディズニースタジオが
手にしていないものは
アカデミー賞の作品賞

これを手にするのが
ディズニーの夢であるのかもしれない

過去に
アニメーションながらも
作品賞にノミネートされた作品はあるが

実写作品でのノミネート、そして受賞を目指して
ブラックパンサー>を猛プッシュし
すでにロビー活動を展開しているそうだ

思えば
アクション作品でも近年は
<マッドマックス/怒りのデスロード>や<LOGAN/ローガン>のように
質の高いアクション映画がノミネートされている状況に
ディズニーはチャンスだと感じているのかも知れない

しかし、しかしだ
例に挙げた質の高いアクション2作品に比べて
ブラックパンサー>は明らかに劣る

昨年ボクが観た新作映画の中での「ガッカリ賞」は
ワンダーウーマン>だったのだが
今年は<ブラックパンサー>で決まりだね

それでも<ワンダーウーマン>は
主演女優が綺麗だから
その部分で加点できたにしても
ブラックパンサー>には、まったく同情の余地がない、、、

だいたいね
ザックスナイダーが<300>や<サッカーパンチ>でやっていることは
確信犯的な非リアルな世界感でのCGの使用であるのであって

それに対して<ブラックパンサー>が目指すべきは
それとは反対であるはずなのに
まったくCGが生きていず
ダメな映画の典型なのだ

「え、あれCGなの?」と
さりげなく自然に見せられてこそリアルであり
CGが活かされたということになるのに、
CGCGした画の中で演者が動き回っている姿を見せられては
映画に集中できないのだよ

ノーランのようにCGを使わず
というか、CGと思えないところでは部分的にCGを使う
それが効果的なCGの使い方ということであり
それが「再現性」であり
モーションピクチャーなのだ、、、

そして
ストーリーに関しては
あまり多くを望まないにしても
わくわくするような展開も
興味深い物語性もなく
まったく面白くない
「つまんねぇ、つまんねぇ」と呟きながら2時間を過ごした

いくら荒唐無稽な漫画の世界といっても
アフリカが世界の先端いくという設定は
むしろ空しく、かえって悲しい、、、

またね、
アクションに関しても
まったく新しい動きやカット割り
もしくはアングルもなく
更に殺陣がヘタっぴ

<ザレイド>以降
せっかくアクション映画全体が良い方向に向かっているのに
それに水を差すほどの醜態なアクション

こんなもの
今更見せられて金を払う気にもならないのだよ
って、世界の興行収入は凄かったが
日本ではさほど話題にもならずヒットしなかったのは
唯一の救いかも知れない、、、

「ワガンダ国の夕陽は世界一美しい」とか言いながら
それがCGじゃダメでしょー

1.5☺
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韓国では
ほとんど日本車を見かけることはないよね

もちろん
レクサスの販売店はあるけど
街中で見かけることはないね

でも
この映画の中の韓国でのシークエンスでは
たくさんレクサスが登場するね

トヨタがスポンサーについているの?