たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/ビッグトレイル

不覚にも
ラオールウォルシュながら
この作品は初めて鑑賞した

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そりゃね
ラオールだから
ハンパないとは思っていたけど
これほどまでにスゴイ映画だとは想像を超えたね

数々の名作、傑作のあるラオールの中では
目立たたない存在かも知れないけど
これはホークスの<赤い河>以上かもしれない
まさに埋もれがちな傑作!大傑作!

赤い河のようなスケールで
壮大でダイナミック!

ジョンウェイの主演デビュー作
女性なら
若き日のジョンウェイの色男っぷり、イケメンぶりに
ウルウルすることだろう

1930年のセピア調のモノクローム
その中で再現される西部開拓のドラマ

物語は
西部開拓の雄図を抱いて大幌馬車隊がミズリー河畔から出発の途に上ろうとする時だった。ルース・キャメロンは、弟のデーヴと幼い妹を連れてこの一行に加わることになった。南部の上流社会に育った彼女達は父に死別して寄辺ない身の、運命開拓を西部の地に志したのである。幼い時から西部の野にインディアンや野獣を友として育ったブレック・コールマンもまた親友の仇敵を探すべく一行に加わった。ルースは最初粗暴な野人としてのブレックに反感を抱いたが、次第にその男らしさにひきつけられて行った。ブレックの仇敵はレッド・フラックという一行中名うての乱暴者だったが、ブレックが自分を付け狙っていることを知り、いくどか彼を殺さんと企んで、時にはブレックの友ジークの助けにより、時にはブレックの勇気により事々に失敗した。一行が前進するに従って、あらゆる困難が、前途に待ち受けていた。インディアンの襲撃、大河の激流、絶壁、暴風、吹雪。けれど一行はあらゆるものを征服し、希望の土地オレゴンへ進んで行った。ある者は死し、ある者は産まれ、最後の難関スネーク河も遂に征服された。凶悪なフラックも悪運尽きて、ブレックの刃に倒された。かくて春に甦ったオレゴンにルースとブレックは相抱いた。新しい世界はここに開拓されたのである。...(映画.COMより)

次から次へと押し寄せる
多難な道のりのエピソード

トレイルとは例の幌馬車(居住兼用のいわゆるトレイラー)で道なき道を進むことによりできた引きづるような跡を意味するそうだ

言葉はない
とにかく、観たことない人は観るべき素晴らしい映画だ

Go West!
Go Tsutaya!

このスケール、この迫力
きっとエイゼンシュタインに西部劇を撮らせたら
この映画になっていたと思う、、、

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壮大
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イケメン新人、ジョンウェイン
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これはスゴイ!道がないから崖を幌馬車は吊るして降りるしかない
フィッツカラルドとかハクソーリッジのイメージだね
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川を超える、腕と運のない奴は流される