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快挙!アカデミー賞日本人2人がノミネート

ORICON NEWSからの抜粋

米ロサンゼルスに本拠を置く映画芸術科学アカデミーは現地時間23日、『第90回アカデミー賞』へのノミネーションを発表。日本人候補としては、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』に特殊メーキャップアーティストとして参加した辻一弘氏がメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。短編アニメ賞の候補にも、桑畑かほる氏が共同監督を務めた『ネガティブ・スペース(原題)』が選出された。

 ノミネートは3回目で初受賞が期待される辻氏は、配給・宣伝会社を通じて「非常に光栄です。特にゲイリー(・オールドマン)さんとともにノミネートされ、この映画が6部門でノミネートされたのはうれしい限りです」とコメントを寄せている。授賞式は、現地時間3月4日(日本時間5日)に行われる。

 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(原題:DARKEST HOUR)』は、「政界一の嫌われ者」から「伝説のリーダー」になったウィンストン・チャーチルを描いた真実の物語。作品賞、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)、メイクアップ&ヘアスタイリング賞(辻一弘、デビット・マリノウスキ、ルーシー・シビック)、美術賞(サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー)、撮影賞(ブリュノ・デルボネル)に選出された。

 今回、オスカー受賞大本命と言われているゲイリーだが、チャーチルになりきった熱演を支えたのが、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたチーム。中でも、ハリウッドで活躍しながら2012年に現代美術家に転向した辻氏は、ゲイリー直々のオファーにより数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして映画づくりに参加。今月授賞式が行われた『第75回ゴールデン・グローブ賞』では、主演男優賞に輝いたゲイリーが受賞スピーチで辻氏の名前を挙げて、感謝を述べていたほど、貢献が認められている。

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 作品賞は、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のほかに、『君の名前で僕を呼んで』『ダンケルク』『ゲット・アウト』『レディ・バード』『ファントム・スレッド』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『シェイプ・オブ・ウォーター』『スリー・ビルボード』の9作品の中から選出されることになった。

 最も多くのノミネーションを獲得したのは、20世紀フォックス映画配給の『シェイプ・オブ・ウォーター』の13部門。作品賞、監督賞(ギレルモ・デル・トロ)、主演女優賞(サリー・ホーキンス)、助演男優賞リチャード・ジェンキンス)、助演女優賞(オクタヴィア・スペンサー)、脚本賞ギレルモ・デル・トロ)、作曲賞、編集賞、衣裳デザイン賞、美術賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞の各賞で評価された。

 続いて、『ダンケルク』が8部門(作品賞、監督賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、編集賞美術賞、作曲賞)、6部門で『スリー・ビルボード』(作品賞、助演男優賞、主演女優賞、編集賞、作曲賞、脚本賞)と『ファントム・スレッド』(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、衣装デザイン賞、作曲賞)と『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』が並んでいる。

 アニメーション作品賞(長編)には、『ボス・ベイビー』『The Breadwinner(原題)』『リメンバー・ミー』『Ferdinand(原題)』『ゴッホ 最期の手紙』がノミネートされた