組織票や一部の関係者のための祭典と呼ばれて続けている
日本アカデミー賞だが
今年は特にそれが顕著に表れた
作品賞が
<新聞記者>で収まったからまだしも
あろうことか<翔んで埼玉>にでもなったら
作品本編よりも多くの笑いをよび
日本の映画界は世界中に笑われ恥をさらすことになっただろう
主演女優賞のシムウンギョンはその賞に相応しいとは思うが、
キネマ旬報の主演女優賞の瀧内公美は候補にすら名が挙がっていない
同じく
主演男優賞は池松壮亮
これらキネ旬での受賞者は
日本アカデミー賞ではノミネートされていないのだ
そもそもキネマ旬報のベストテンに入っている作品は
1位の<火口のふたり>から
<半世界><宮本から君へ><よこがお>
<さよならくちびる><ひとよ><愛がなんだ><嵐電><旅のお終わり世界のはじまり>、、、ちなみの<新聞記者>は11位
これら昨年公開の優秀とされる作品は
ことごとく無視されて
日本映画の頂点を決めようとしたのだ、、、