たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ツカミはOK!な映画/マグノリア

Magnolia

2000年以降に制作された映画の中で
もっとも優れ
早くも名作と呼ばれる
<ゼアウィルビーブラッド>は
たしかに素晴らしい
力のある作品で
名作と言われるに相応しいと思う
ボクの場合は
ポールトーマスアンダーソンの中で
もっとも好きなのは

独特な作風と
アルトマンの後継者とも呼ばれる
群像劇そして長回し


マグノリア>では
あり得ないようなこと
それについての数々の物語と
その現実について描いている


導入部分で
幾つかの「あり得ない」事件をみせる

やろうとしても出来ないようなことが
なぜか意識しないときに現実になる
偶然

このオープニングは効いてるね
まさに
ツカミはOK!


そして
ラスト
最後に非現実的で誰もが呆れる
「あり得ない」こと

しかしこれさえも
人には理解できない自然現象として
まったく起きないと否定できないのだ

だから
あり得ないことなんて
そもそも存在しない


ボクの周辺
ボクの日常では
え!なんでこんなことが起こるの?
「なんでこ~なるの~現象」は頻繁に起きる

偶然過ぎること
映画やドラマでご都合主義と非難されるようなこと
不思議なこと
そんなマサカ!なこと

だから
この映画のラストだって
まったく否定しないし
おかしなことバカげたことと
笑ったり
否定したりしない

誰かが「カエルが降ってくるんだって、呆れるね」と言っても
ボクなら「そんなこともあるかもよ」と、答えるね

この映画を否定する
そういう人たちは
よほど退屈な人生を歩んでいるのだと思ふ


また
この映画
音楽が良いねえ
OSTはサイコーだね
名盤といえるね