たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

刺青


ISSAは本当に個性的で
憎めないキャラだけど
それとこれとは話が違う、、、

日本でも
かなりの数の芸能人がタトゥを入れている
(テレビでは見せないだけ、隠しているだけ)
海外と比べるとはるかに少ない

海外のテレビを見ていると
または海外に行くと
タトゥーを目にすることは非常に多い
ここ10年で異常なほど広がった
ヒップホップなどストリートカルチャーの影響が大きい

むしろ
日本のようにタトゥーや刺青が
社会的に認知されていない国の方が
昨今では珍しくなってきた

お隣り韓国の野球やバスケットボール、サッカーの選手が
タトゥーを見せてプレイしている姿を見ると
外見が日本人と似ているせいか
すごく違和感を感じる

日本は日頃
テレビで刺青やタトゥを見せないようにしているし
それが「普通」であるようにしているから
日本人と似たようなプレイヤーが
タトゥーを見せながらプレイしている姿に違和感を覚えるのだ

イメージ 1
映画<刺青>より
しかし
タトゥや刺青は、そんなに悪いのか?

よその国では知らないが
日本では昔から刺青は「悪」とする風土であることは事実だ
それはDNAとして脈々と今に至っている

日本において刺青は
昔から「罪人」「世捨て人」「反社会的」「極道」のシンボルなのだ
その「覚悟」があって入れた印なのだ

だから
日本において刺青は「悪」なのだ

とうてい
サラリーマンを目指すような人は入れないし
公務員が入れていてはおかしなことなのだ
もし隠しているのなら
プライベート以外では隠し通さなければならない

LAの町役場でタトゥーを入れたオバサンスタッフがいたとしても
日本の役所でスタッフが刺青を見せてはいけないのだ

厄介なのが
自分自身の「ポリシー」や「生き方」「覚悟」でなく
ファッションとして「見せる」刺青なのがいけない

本人がどう思おうと
それが日本の社会なのだ

差別ではないのだ
マナーなのだ
エチケットなのだ

入れた人を尊重するし
逆に入れた人も
日本はそういう国だということを尊重しなければならない

それを嫌いと思う人に「好きになれ」「認めろ」と言っても
それは身勝手なのだということを知らなければならない
オレを認めろと言っても意味がないのだ

「バカだな」「ヘンなの」「ダサい」と腹の中で思われても
本人はその刺青に誇りを持って生きればよいのだ
それだけ

刺青を入れた人間にも「考え」「感情」があるように
それを良く思わない「感情」を持つ人が日本には大多数いるのだ

日本の社会が認めないのはおかしい
テレビで映さないのはおかしいと言っても意味がないのだ

自己中心的に自分の価値観を押し付けるよりも
自分と反する「考え」「感情」「価値観」が多いことを知ろうとしなければならない
社会はそのように成り立っているのだ

社会や組織の外で
誰にも迷惑かけず
自分だけの小さな社会の中でしていれば良いのだ

見たくないものを見せられたらイヤなように
見たくないと思われているものを見せないようにする
当然でしょう常識でしょ

それが
一歩自分の部屋から出たらするべきマナー