黒澤、小津、溝口、成瀬、木下といえば
日本映画史に輝く5巨頭だ
その代表作
が
そのまま日本映画史上のベスト5本といっても
過言ではないほどだ
ところが
木下だけは他の4人ほど海外での評価は高くない
それでも
この5人から一番お気に入りの監督は誰かと問われたら
木下惠介と答えたい
オーソドックスな作りであったため
木下のイメージは
正統派でソフトなイメージだろう
が
実験的で非常に独創的な新しい試みに常に挑戦する監督であることが解る
ほかの4大監督の誰よりも野心的だ
そんな木下惠介から
畏れ多くも3本を選ぶなら
この3本としよう
永遠の人 二十四の瞳 野菊の如き君なりき