アルモドバルの本作はてっきり観ているものと思っていたが、勘違いに気づき鑑賞した、、、ふたりの男、ふたりの女の話し、ふたりの女は同じように植物人間状態で、それに付き添う男ふたりは病院で知り合う、、、アルモドバルは特殊な物語、奇抜なストーリーを提示しいつも観客を翻弄するが、本作も敬愛しているファスビンダーの空気をまとって怪しく迫ってくる、、、
サイレント映画に関する会話やシーンが度々登場し、植物状態で会話の出来ない女性主人公たちとの対比に活かされる、ジェラルディンチャップリンを配したのも同じように意図的なように考えられる、、、モーションピクチャー=活動写真=連続して示される写真により動いているように見せるもの、本来の映画の姿、セリフがなくてもアクションとカット割りで観客に伝え、感情を揺さぶるもの、、、