『デューン 砂の惑星PART2』は映画史に刻まれる作品に 超絶的スペクタクルと“倫理的葛藤” (msn.com)
「気鋭の監督からベテランの域となった、いまのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、これからどのような方向に進むのか、どんな題材でどういったテーマで後続のクリエイターたちと張り合っていくのかは楽しみだが、前作と本作『DUNE/デューン 砂の惑星』2作が、彼のこれまでの映像作家としての集大成になったと同時に、映画史のなかで一つの重要な位置を占めるものとなったことは確実だろう。」(本部より抜粋)
今も興奮が冷めない、素晴らしい完成度の傑作であることには同意するが、ここでは「映画史のなかで一つの重要な位置を占めるものとなった」と言い切っちゃってるよね、それが言い切れるようになるにはまだまだ時間が必要になる、あと10年20年経った頃人々はこの作品をどのように評価しているか、、、本当はここまでで一旦ドゥニの仕事は終わらせて、あとはシリーズとして他の監督に任せれば良いと思うのだが(ルーカスのように)シリーズが続くのであればそれはそれで楽しみながら、本作<DUNE PART2>の評価が確立されていくのを見守っていきたい、、、
P.S.
面白いことに、ここにきて評価が変わったのがリンチ版<砂の惑星>、ボクは初めて見たときからリンチらしい独創性に好感を持っていたし、出て来る造形物に感心していたが、一般的には何かと酷評され「駄作」とも言われていたのに、「ドゥニが2話6時間かけたドラマを2時間でまとめたリンチってある意味すごくね?」みたいなことを言う人もいる、、、やはりね、映画の評価って時間がかかるし、新しい作品との比較対象で評価も変わるってことだよね、日本映画を代表する<東京物語>が世界的に評価が確立されたのも制作から3、40年経ってからだからね、、、