古い本屋を経営難で畳むことになりそうになっている男(ウデイアレン)が友人の花屋の店員に男娼で稼ぐことを勧める、最初は拒否していた男もいざ始めると思いの外に人気を得るのだが、客の未亡人に恋をしてしまう話し、、、ユダヤ人コミュニティの特殊な世界を絡めてとてもセンスよく面白くほんのり切ない物語、、、
何も知らず、てっきりウディアレンの映画かと思っていたが、ウディは出演だけで、監督脚本主演をジョンタトゥーロが一人三役を務めた、、、スクリーンに映っているあらゆるものに気が配われていて、しかもセンスが光るのだ、、、
主人公の部屋には盆栽が飾ってあるのだが、日本人の女性から教わったという生け花を生ける所作はとても繊細で、その指先は女の扱いにも通じる、、、大きな手に長いすらっとした清潔な指、女が大好きなやつだ、、、ボクの手は小さくて、指も短いのだ、、、
ヴァネッサパラディ、すきっ歯が特徴、、、すきっ歯は時に米国ではセクシーとも言われ、フランスでは上の前歯がすきっ歯なのは幸運を呼び込むと言われれているそうだが、中国では幸運を逃すとも言われる、、、(どっちやねん!)
「女は見られないと存在する意味がない」
「愛は痛みを伴うもの」
長いこと誰にも身体を触られるどころか
ほんの接触すらないという未亡人の言葉、、、