たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

食は映画なり/ジゴロインニューヨーク

 

未亡人と男娼の関係に恋が芽生え始めた頃の食事のシーン

男が魚を料理しテーブルに置き

女がそれを取り分ける

 

女「魚をフォークで押さえるの、スプーンはギザギザのないもの、そのスプーンを身の下にそっと潜り込ませる、身を骨から引きはがし大きな切り身取るのよ、そして仰向けに寝かせる、背骨が付いたままの尾を持ち上げて、ジッパーみたいに外すのよ」

 

男に縁のなかった未亡人の口から出る言葉が

セクシーにも捉えられるセリフがいい

 

そして男「本当の魚料理好きは頬肉を好むよ」

 

すると女が魚の頭から頬肉をはがして男にスプーンを渡す

まるで『貴方の好きなものは何でも与えるわよ』とでもいいたげなシーンだが

スプーンを男の口の前に差し出すのではなく

スプーンを渡すあたりに

まだ一線を越えていない男女の関係がみてとれる、、、