たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/ヒアアフター(三度目の記事)

 

ソース画像を表示

 

東京を除く全国的にお盆なので、というわけではないが、この映画<ヒアアフター>を観て、書くのは三度目、そもそも「埋もれがちな傑作」の第一回目は<ヒアアフター>だった、、、あの頃毎年のキネ旬テンではイーストウッド作品は1位が定位置だったことを思えば、その年9位か10位あたりに選ばれた本作は低い評価に留まった印象だ、、、しかし、イーストウッド作品中もっとも好きな作品として愛してやまないボクは日本一<ヒアアフター>を愛する一人と自負するのだ、、、

 

「霊能者」だとか「来世」とか「スピリチュア」だとか「死後の世界」とか「ツナミ」でこの映画を語ろうとするのはちょっと違う、それは表向きのこと、、、神だとか宗教でもなく天国でない何処かでもない何かについてイーストウッドは描こうとも語ろうともしていない、理屈ではまだ人間が説明できない人と人との精神的なつながりについての物語、、、

 

パリ、SF、ロンドンにいた主人公3人がロンドンイベント会場で初めて交差するシーンで涙するのは恐らくボクだけだろう、料理教室の目隠しでのテイスティングは何度見てもセクシーだ、地下鉄の帽子のシーンはまさにモーションピクチャー!、映画史に残る訳ではないがボクにとってはどの映画よりも胸が震える最高のラストシーン、、

 

ほぼ毎年一度は必ず観る<ヒアアフター>今回で恐らく10回目ほどの鑑賞、何度観ても良い出来で完璧だと思うし、とにかくこの映画が好きだ、、、

 

ソース画像を表示

ソース画像を表示

ソース画像を表示