見逃していたコーエンの白黒作品<バーバー>今ごろ観る、、、コントラストが立ち過ぎてカチッとしたデジタル臭がしたのだが、撮影時はフィルムで、しかもカラーで撮影されたそうだ、、、撮ったフィルムをテレシネ(フィルムからのデジタルにフォーマット変換)して、更に白黒に加工したのだそうだ(フィンチャーの<MANK/マンク>も恐らく同じ工程)、だからカラー版も存在し欧米では公開されているらしい、、、最初からそういうコンセプトを持っていたかは不明だが、狙いはノワールだから、白黒で仕上げたのは自然な流れだ、、、
画的に、随所に過去の名作の引用がなされている<市民ケーン><狩人の夜>、、、一度はこういうテイストの作品を撮りたかったのだろうコーエンの映画愛、、、