ちょうど二週間後、 現地4月25日(日本時間の4月26日)に発表される、2020年公開映画(今年に限っては配信された作品も含む)を対象にしたアカデミー賞 をボクなりに予想(というよりは推し)してみた、、、本命が本命であるが、太字はボクの推し、、、
作品賞
作品の出来では<Mank/マンク>が一番なのではないかと思う、もしくは<シカゴ7裁判>ならまだ納得できる、、、しかし、本命は<ノマドランド>対抗が<ミナリ>という構図になっているようだ、この2作品はオスカーっぽくない、ポピュラーな作品ではなく、フェバリットな個人的好みの作風だからだ、、、オスカーは時代の空気を反映する傾向にある、とくに近年は社会の雰囲気に左右されがちな気がする、よって「アジアンヘイト」が吹き荒れる米国社会にジャストタイミングな、そして国家高揚に映画やエンタメを駆使しロビー活動に力を入れる韓国の関連作品<ミナリ>が受賞と予想する!
穴 Mank/マンク
本命 ノマドランド
大穴 シカゴ7裁判
対抗 ミナリ
注 プロミシングヤングウーマン
サウンドオブメタル~聞こえるということ
ファーザー
ユダアンドザブラックメサイヤ
監督賞
いつか獲ると思われ続けながらベテランの域に達したフィンチャーがそろそろとは思うのだが、風は中国系女性監督のクロエジャオに吹いているようだ、フィンチャーにはお楽しみは次回のチャンスにとっておくことにしよう、、、
トマスヴィンターベア(Another Round)
本命 クロエジャオ(ノマドランド)
対抗 デヴィットフィンチャー(Mank/マンク)
エメラルドフェネル(プロミシングヤングウーマン)
穴 リーアイザックチョン(ミナリ)
主演男優賞
<42><ブラックパンサー>で人気の去年8月に大腸がんのため43歳の若さで亡くなったチャドウィックが追悼の意味でも有力視されているが、ボクはあまり評価していない、そんなに言うほど上手いとは思えないのだ、ここはアジア系俳優初めての主演男優賞受賞として大穴のスティーヴンユァンを推す、、、
大穴 スティーヴンユァン(ミナリ)
リズアーメット(サウンドオブメタル~聞こえるということ)
本命 チャドウィックボーズマン(マレイニーのブラックボトム)
対抗 アンソニーホプキンス(ファーザー)
穴 ゲイリーオールドマン(Mank/マンク)
主演女優賞
もしもフランシスが受賞できないとしたら、今回で3度目になる多数回受賞くらいしか理由が思い当たらない、そのくらいフランシスは自身のキャリアにおいてベストのパフォーマンスをみせている、、、それと、ヴァネッサカービーも良かったし、キャリーマリガンが凄く良い感じ、それでもボク的には<マレイニーブラックボトムス>のヴィオラデイヴィスが好き、、、ここは順当ではなく、自分の好きを優先してヴィオラデイヴィスを推すことにしよう、、、
アンドラデイ(ジユナイテッドステイツVSビリーホリデイ)
ヴィオラデイヴィス(マレイニーのブラックボトムス)
対抗 キャリーマリガン(プロミシングヤングウーマン)
穴 ヴァネッサカービー(私というパズル)
はい、ここまでで
黒人、アジア人、女性と
いかにもポリコレの喜ぶ結果になると、半分皮肉も込めて予想(推し)してみた
こうなるとね、ポリコレのための賞と化し
そんなら
白人男性は抜きにしたアカデミ―賞でもやりゃーいいじゃん!と思ったりもする、、、
これは本命で決まりと思う、というか、<ユダアンドザブラックメサイア>がとても気になる、それ以上に気になるのが<プロミシングヤングウーマン>実は米国版のTrailerでしか観ていないのだが、これが各賞のどんな候補作品よりも一番面白いのではないかと密かに思っている、、、
大穴 プロミシングヤングウーマン
本命 シカゴ7裁判
対抗 ミナリ
サウンドオブメタル~聞こえるということ
ユダアンドザブラックメサイア
脚色賞
<続ボラット>みたいな作品にも栄誉を与えよう、、、
大穴 続ボラット栄光なる国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
本命 ノマドランド
対抗 ファーザー
あの夜マイアミで
ザホワイトタイガー
撮影賞
<Mank/マンク>にも一つくらいとらせないとね、、、そうなると撮影賞が一番可能性が高いと思う、この候補5本の中では一ランク上の仕事ぶりだ、、、
本命 Mank/マンク
対抗 ノマドランド
穴 シカゴ7裁判
この茫漠たる荒野で
ユダアンドザブラックメサイア
万遍なく
候補作品に賞が行き渡るように予想してみた、、、
ノマドランドとかミナリとか先頭走ってる感じで
でも、実際は<Mank/マンク>の質が高く
それでいて、実際には<プロミシングヤングウーマン>と<続ボラット>が
面白さでは抜けているような気がする、、、