たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/ざくろの色

「世界3大映像作家」といえば
オーソンウエルズ、フェリーニと、
そしてセルゲイパラジャーノフを指すそうだ
「映像の魔術師」とも呼ばれる
 
この代表作を観たとき<奇跡の丘>が頭をよぎったが
その<奇跡の丘>の、まさに脚本を書いたのが
パゾリーニタルコフスキーゴダールフェリーニブニュエル、アントニオーニといった錚々たる巨匠たちから一目置かれるパラジャーノフなのだそうだ
 
キアロスタミやサタジットレイとは対照的な
目を離せない強烈なイメージの連続
 
そんなパラジャーノフの代表作であり
「史上最も美しい映画」とも言われる本作は、
 
言葉はあるが、セリフがない
演者同士が交わるセリフが一切ない
 
ほぼFIXの美しい画
モンタージュ的なカット割りがない
 
もしかしたら「映画的でない」という人がいるかもしれない
むしろ「映画的」ともいえるが
絵画などの芸術に近いということだろう
 
「イメージの羅列」とも言われるかもしれない
しかし、そういう声さえも軽々と飛び越えるほどの
圧倒的な芸術であることは誰も否定できないはずだ
むしろ「写真」や「絵画」ではなく
映画に属していてくれて有難い
 
ダメな人は数分で寝落ちするだろう
分かる人は眠気が覚める
そんな映画
 
「苦悩こそが生を綾なす」
 
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