たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/帰らざる河

大好きな大好きな映画
<帰らざる河>
The River Of No Return

25年ぶり
再見した

やはり
いい映画だ

シネスコのサイズの画面
美しい映像
山河の大自然

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なによりモンローの魅力全開
彼女の歌唱シーンがいい

「うっとり」というより
吸い込まれる
観る者を吸い込む
吸引力がハンパない


息子が尊敬していた父は
相手を後ろから撃ったことがある
卑怯ではないかと
それを責める息子
仕方がないこともあるのだよ
それがラストにつながる

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すべてのことは
「対」になっている
或る時はそれがバランス
或る時は相反する

銃を持つか:丸腰か
金(GOLD)をあてるか:大地を耕すか
酒場の女か:農夫の妻か
馬で行くか:いかだで行くか

激しい激流に揺られ
町を目指すいかがだ
帰らざる河

そして河を渡ろうと
必死に泳ぐ鹿に出くわす
雄:雌
雄は人間の餌食となり
肉となる

生きるための
動物の本能

生きるための
つながり

この映画は
人間の生き方を教える

もっともっと評価されていい
埋もれがちな傑作だ

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