たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/ロストバケーション

昔々、若いころ、
ボクもサーフィンをしていた、、、

学校にも行かず
毎日毎日一年中海にいると
『バカになったのではないか?』と
自分自身を心配になることもあった、、、

みんな学校に居るのに、
社会から取り残されたような
不安を感じることもあった、、、
 
だからその頃は
<ビッグウエンズデー>のような一般向けの映画や
エンドレスサマー>や<メニイクラシックモーメント>のようなサーファー向けの作品に夢中になった

イメージ 4
 
伊豆の下田周辺はキレイなビーチで
サーフポイントが点在(大浜、多々戸、入田浜など)しているが
自分が探し出した頃は
まだ道も舗装されていない畑道を
運を頼りに行って見つけた場所で
初めて見たそのビーチは
まさしくパラダイスのようで
なぜか日本人がほとんどいなく
GIらしき連中がサーフィンをして楽しんでいるような浜で、
まさしくシークレットポイント!
そこにテントを建てて一週間ほど海を独占した

なんでこんなことを言うかというと
この作品の冒頭がボクの若い頃の記憶と同じようなイメージだったからだ

イイ感じの冒頭部分
ぱーっと開けるとそこにパラダイスがあった
その後地獄に変貌するとも主人公は知らず、、、
 
ハワイに1か月暮らし
サーフィンをしているときには、
鮫にも遭遇したこともあるが、、、と、いっても、
この映画のような大きなサメではなく
小さな鮫であったが充分に怖い想いをした、、、

イメージ 1
 
なぜこのタイトルなのだろう、ひどい邦題だ!

ロストバケーション、、、
ロストウィークエンドのようだ、、、失われた週末かッ、、、

むしろ恥ずかしさを押し殺して
JAWS・2016」とした方がマシだ、、、

原題は<The Shallows>
浅瀬の意味?

イメージ 2

そもそも、劇中でも、
元祖<ジョーズ>の3人の主人公を
彷彿させるシーンが幾度となく登場する
あるときはロバートショーのように
またあるときはRドレイファスのように
そして、Rシャイダーのようだ
 
しかしバカにしたものではない、
冒頭は美しいサーフィン映画、これがイイ
しだいに、ハラハラドキドキ、痛い痛い痛い、
そしてスリルスリルの連続で
よくできたシチュエーション脱出劇系映画になっている
設定は「浅瀬」、敵は「鮫」

イメージ 3
 
しかし
ラストに関してはかなり笑えた
だって、まるで、トム&ジェリーのようだから、、、

それに物理的に考えても
そういうことにはならないと思うぞ  ハハハハ

夏休みに涼しい劇場で
難しいこと考えず楽しむには最適の映画