たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ツカミはOK!な映画/柔らかい肌

あまり興味のない部類の監督
だが
この作品はいい

画がシャープ
センスが良い

ヒッチコック風なサスペンス
というか
男が浮気をすれば
それは
それだけで
サスペンス!

そのドキドキ感
スリル
その先の罪悪感と
それでも抜け出せない優柔不断さ

妻と一緒には
ぜったいに鑑賞不可

一緒に観ること自体が
スリルとサスペンス
ドキドキ

イメージ 1

映画は
仕事の慌ただしさから始まる

前の仕事の後
交通機関の乱れにより
後ろの仕事に間に合いそうにない状況

ここから空港
そして飛行機搭乗までの
リアルな緊張感

ツカミはOK!

そして
それが
そのまま
女との駆け引き
妻との駆け引きへと
形を変えて
スリルが続く構成が上手い

途中
日本に関するセリフが
いろいろ出てくる

「東京でいいホテルは?」

帝国ホテルでも
オークラでも
ニューオータニでもないのが
なんか面白い
トリュフォー泊ったことあるのか?

そして
その後
自分のお忍びで泊る宿に
四苦八苦

たどり着く
田舎の安ホテル
そこが
館と同じ名前
「ラ・コリニエール」

終盤
妻の心理
精神状態が錯綜して
凄い

男が浮気して
妻が
離婚を考えるときの三択

1. ぜったいに別れる
2. それでも別れない
3. いっそのこと殺す

衝撃のラストも含め
トリュフォーに興味がなくても
いちおう
観ておくべき映画だ