映画の中のメタファーと言わずとも「水」は生命、生命力の象徴、水面に水滴が落ちる時に美しく広がる波紋の光景に調和を感じる、と共に余波を生む、、、ところが少しの気持ちの乱れにより波紋も乱れ周囲をかき乱す、、、数々の「水」の見せ方で押しまくる、、、許すこと/許さないこと、恨まず/恨み仕返し、、、
突然家から去った夫が10数年ぶりに家に現れた、その間妻は新興宗教にのめり込んでいた、夫は癌だという、、、東日本大震災、老々介護、新興宗教、障がい者差別、荻上直子が作風である独特の空気感から離れ現実的な問題に向き合った意欲作、脚本が良い、ラストの主人公の雨の中のフラメンコ、、、こんな役でも柄本が必要なのか、いつでも誰でも柄本頼り、、、
3点