たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

チビ in ヌードの夜

チビ in ヌードの夜

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公開当初に観ていたけど

まったく忘れていた

 

再見して

すべて観終わっても1カットとして記憶になかった

 

当時記録した採点によると2点だったが

今なら3点は付ける

 

ネオノワールって感じなの?

ブレードランナーの影響なのかね

 

でも

こういうのにこだわって撮っていれば

それはそれで自分を持ってる、独自性があるともいえて

ファンも多いよね、石井隆

 

画に凝って、雰囲気を大切にするのは

とてもいいことだと思う、、、

 

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スノーウィ in タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

 

スノーウィ in タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

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お、こいつを忘れていた、、、

タンタンの相棒、、、

 

本当は「TINTIN」なんだよね

でも、日本語の発音にするとタイトルとして良くないと思ったのかな?

「チンチンの冒険」

 

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映画一言二言/幽霊と未亡人

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フランクキャプラの名作<幽霊と未亡人>、、、亡くなった男の家を借りて住む未亡人、死んだはずの男が幽霊として現れ未亡人に助言し小説を書かせる、そのうち互いに魅かれ合うが結ばれることのない恋心、、、すると未亡人に言い寄る男が登場する、男の観客が見ればイヤな感じの男だが、未亡人の心は盲目、観客は幽霊に肩入れして応援したくなるが幽霊では現実の男に勝ち目がない、、、しばらくして、未亡人が男の家を訪ねると、男には奥さんがいて家族があることを知る、しかも、奥さんは度々同じようなことがあったようで、男が浮気の常習犯であることを知る、『ほらね』と観客は思う、、、その後、幽霊は現れなくなったが、未亡人が死を迎えて初めて二人は結ばれるラストにホロリ、、、知らぬ間に、思い切り感情移入しまう語りの巧さ、、、ベタだけど、シンプルでストレートに観客に伝わる、この手の作品の元祖的価値も映画史的にあり、、、

 

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ランミー(ラミー) in 幽霊と未亡人

 

ランミー(ラミー) in 幽霊と未亡人

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J.L.マンキーウィッツの名作<幽霊と未亡人>

 

父を亡くした娘には

愛犬のランミー(ラミー)は大切な家族

 

この娘、、、子役時代のナタリーウッドらしい、、、

 

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学術会議、学者の思想、信条は任命基準ではないと首相

菅総理

学術会議の会員任命に当たり

「学者自身の思想や信条は判断基準にならない」との考えを示し

あくまでも「総合的、俯瞰的に」と、、、

 

なんなんそれ?

抽象的過ぎて、曖昧過ぎて、理由になってない

 

もうさぁ、

言っちゃってもいいんでないかなぁ?

共産党に近い人が多すぎるのでバランスとりました」って

 

これからの時代は

各人がどういう思想信条なのか胸を張って宣言すればいいんでない?

「保守です」「リベラルです」「共産党です」「創価学会です、いや公明党です」って

ボクはそれでいいと思うよ

それで何かの不利益や差別になった時に怒ればいいわけで

 

学術会議の場合は

国から年間10億円とか金が出てる機関なんでしょ

学者個人の問題とは違うからね

 

民間でない

国や税金が絡んでくる組織、機関に対しては

国が介入するのは当然のことではない?

そして、ある思想信条の濃い人が多数顔を揃えているんだったら

バランスをとるのは大切なことだと思うんだけどねぇ、、、

 

今年公開された映画<ロングショット/僕と彼女のありえない恋>の中で

こんな1シーンがあった

 

主人公の男の親友が「共和党支持だ」と云ったら

主人公は急に「オマエ共和党かよ!」と怒り出した

親友は「だから言いたくなかったんだ」「こうなるのが分かってたから」と、

 

でも、思想信条は違えでも

人と人との絆は変わらない

 

もしも、それで変わったり、嫌いになったら

それは人間の器の問題であり、人としての問題であり

人として魅力があれば思想信条は別の問題

 

ボクの周りにも左寄りの意見をいう人がいるけど

だからといってその人のことを嫌いにならない

 

映画だって

今井正山田洋次是枝裕和の映画を嫌いになることはない、、、

 

日本の社会には

知っているけど言えないアンタッチャブルなことが多すぎる

それを分かっていてマスコミが攻める

こういうのが日本の「本音と建前」にくるまれた茶番劇というんだよ

 

もう、こういうのは終わりにしようよ、、、

 

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映画感想/セノーテ

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ボクは夏にシュノーケリングをするのが好きだ

ただ何も考えず水に浮かんで長いこと漂い

自分の呼吸音を聴きながら水の底を眺めてる、、、

 

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「タルベーラの弟子」をキャッチフレーズにしている

日本の女性監督小田香は今や注目の的

 

前作<鉱ARAGANE>を見逃しているが

更に評判がいい<セノーテ>を観てきた

新しい才能に贈られる<大島渚賞>第一回受賞作、、、

 

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何しろ蓮實御大が

「傑作だ!」とPUSHしているのだから観ないという選択肢はない

 

ところで、名作とか傑作とか

「名作」と云うには時間を必要とする

「傑作」と褒めるには近年極々稀にしか存在しない、、、

 

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古代、隕石によりメキシコの山奥にあいた大きな穴ぼこ群には、水がたまり泉になり、人々の生命生活の源となっていたので、雨乞いのため若い女や赤ん坊が生贄として泉の底に落とされたという悲しい過去がある、、、その泉の水中に監督本人が潜り撮影した映像、、、

 

とくに物語があるわけでもないから

面白いとかいう部類のものではない

 

早い人では10分も経たずに睡魔に襲われるかもしれない

それでもシュノケーリングで水に漂っているのが好きな人には

意外にも飽きることなく

ただひたすら水の中をゆっくりと行くキャメラについていけることだろう

 

水は生命、キャメラの動きは呼吸のようだ、、、

 

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そんな映画なので

これと同じ映画を誰も観たことがないと思う、、、唯一無二

 

しいていえば

マヤデレンやケネスアンガーから

アバンギャルドなニュアンスを差し引いたような映画

 

かなり優秀な自主映画、学生映画かもしれないし

でも必ずしも商業映画が偉いわけでもない

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水中をiphoneで撮り

地上を8ミリフィルムで撮影したようだ

 

水面は鏡の表面のようであり

地上(現世)と水中(前世)の境界のようだ

コクトーのオルフェが鏡に触れて

向こうと、こっちの世界を移動するかのような、、、

 

3.5☺ 

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