ミケランジェロアントニオーニの<さすらい>
皆、ここから学んだ、、、
突然、愛人(ほぼ妻)から別れを告げられ、当てなく彷徨う男、4人の女と一人娘、出逢いと別れ、そしてその果てには、、、
アントニオーニの凄さの一つに、
英国行けばイギリス映画風に
米国ではアメリカ映画のように
イタリアではイタリア映画のように撮れてしまう事
きっと
この人には
国籍はワインのラベルのようなものなのだろう、、、
監督自身も
妻から突然別れを告げられた経験があり、
それ以降、この作品以降
愛を、不毛な愛について語り始めた、、、
考えてみれば
異性の好みはあったとしても
自分と合う相手っているのだろうか?
まるでジグソーパズルのように
ピッタリはまる完璧なパートナー?
いる!と断言できますか?
難解な作品が多く
「映画を難しくした男」としてのレッテルも貼られているアントニオーニだが
この作品自体は難しくはない
しかし
男女の関係に関しては
答えのない永遠の難解な問いだ、、、
とにかく画が良いよね
アントニオーニの世界に引きづりこまれ、浸る、、、
何も言うことなし、完璧
答えのない男女の「愛」