たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/西部に賭ける女

ジョージキューカーの<マイフェアレディ>は
その衣装のデザインの、そのセットの美術の、美しさ
若草物語>においても絵画のような美しさ

それはヴィンセントミネリの
若草の頃><巴里のアメリカ人><バンドワゴン><恋の手ほどき>なんかも似てる
物語を美しく仕上げる非常に女性的なタッチな人なんだろうけど

ボクはちょっと苦手なんだよね

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でもね、今回観たキューカーの<西部に賭ける女>
キューカー自身も
主人公のソフィアローレンも
初めての西部劇で
そこにアンソニークィーンが絡み
なかなかの美しい作品となっている

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1880年代のお話。シャイエンの町は西部の中心地だった。ヒーリ劇団という東部からきた旅まわりの一座が着いた。座長はトム・ヒーリ(アンソニー・クイン)で、欧州帰りの女優アンジェラ(ソフィア・ローレン)、若い女優デラ(マーガレット・オブライエン)、その母のローナや、“シェイクスピア俳優”と自称するマンフレッドが幹部である。劇場主のサムは一座を快く迎えた。アンジェラにひかれたからだ。一座は東部で失敗し、借金を背負っていた。出しものはオッフェンバッハのオペッレッタ「トロイのヘレン」だったが、サムの土地にあわぬという助言で、「マゼッパ」という古い芝居をすることにした。アンジェラが男装し、馬に乗る荒い芝居だ。大当たりだった。が、債権者が迫ってき、差押えしようとしたので、アンジェラは売り上げでポーカーをした。相手が悪かった。土地の暴れ者マドリー(スティーヴ・フォレスト)では勝目がなかった。一座は無一文で町を逃げ出した。キャンプをアパッチ族が襲ってきた。迫ってきたマドリーの力と助言で、一行は逃れることができ、ボナンザの町へ向かった。途中、マドリーを狙った殺し屋がトムを負傷させた。インディアンの交易場で、トムはデラに看病されたが、アンジェラとマドリーの仲だけが気になった。ボナンザに、デ・レオンというボスがいた。マドリーに5000ドル借金があったが、返そうとせず、子分を多勢警戒させていた。アンジェラは金をマドリーに届けず、ボナンザの町の中心にある酒場をその金で買った。そしてトム達一行の来る前にすっかり改築して、名前をグレイト・ヒーリーズ・テアトルとつけた。トムはアンジェラがマドリーと逃げたと思って町に入って来たが、アンジェラが自分の名前のついた劇場の前で待っているのを見てもう決して彼女と離れないで暮らそうと心に誓った。初日の夜、劇場は満員であった。アンジェラこそマドリーの情婦と思いこんでいるデ・レオンは、彼女のそばに2人の殺し屋を常につけていた。然かし、マドリーは巧みに彼等の裏をかいて劇場の控室に忍び入り、そして彼女を連れて行こうとするが、アンジェラとトムが愛し合っていると知り、返金を迫るのを笑ってやめた。デ・レオン一味が楽屋を取りまいた。が、アンジェラは身代りにマドリーを馬で舞台に出し、劇場の外へ走り去らせた。――興行は成功した。当分はこの町におちつけるらしい。...(映画.comより)

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複雑で奥行きのあるショット
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印象的な「赤」
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印象的な「青」
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エストほそっ
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かっこいいショット
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ミュージカル的なノリ
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