ジョゼフロージーなんて
すっかり名前を聞くこともなく
語られることも少なくなったような気がする
今まで縁なく
未鑑賞だった<召使>を観た
<マドモアゼル>級の
もしくは<ビリディアナ>を観た時以来の衝撃
素晴らしすぎ
もっともっと語られて然るべき監督であり
まさに埋もれがちな傑作!
若き日の
ダークボガード&サラマイルズが良い
物語は
優秀な召使の男が、元貴族の家柄の若者に気に入られ仕えることになる、しばらくすると召使は妹も雇ってほしいと願い出て、妹共に主人に仕えることになる。しかし、妹は徐々に主人を誘惑する、それは召使からの指示だった、、、
紳士然とした厳格な雰囲気の裏に
隠されたもう一つの顔
若き日のボガードが上手い
見せるところは見せ
見せないところは見せない
見せ方がうまい
ジョゼフロージーの手腕
そして撮影監督はダグラススローカム
刺激的で美しい画の数々
観るべし!
この、上の3カット、どういうこと?
イマジナリーラインどころか、演者の配置が入れ替わっている
階段にまつわる3ショット
ノワールの雰囲気、カッコ良すぎ!