たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/傷だらけの栄光

ロバートワイズってなんだろうね、、、

<市民ケン>から多くを学んで
画は良く撮れるのに
なんかリズムっていうか
かったるいんだよね

<罠>を除く全ての作品が
ほんの少し長いんだよね
編集のプロフェッショナルの人なのにねぇ

<罠>はもともと尺が短いから
非常に良くまとまっていて良いのだけど

あとの作品は
ものによっては60分から20分長いね
「切る」ことを仕事にしてきた人が
自分が撮るとなると、切りたくなくなっちゃうのかね?

そもそも
ワイズの代表作<WSS>も非常に良い作品で
カット割りの巧さ、画の巧妙さ、歌と踊り、センスが素晴らしいのだけど
ストーリー展開はかったるいんだよね

Somebody Up There Likes Me
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いや
レイジングブル>こそが
<傷だらけの栄光>であり<鉄腕ジム>なのだ

ジェームスディーンが急死したことで
急遽ポールニューマンにお鉢が回ってきて
売り出すきっかけになった作品<傷だらけの栄光>

まだ
ポールニューマンが「ポールニューマン印」㊞
あの飄々とした雰囲気を身につけていない頃

発声からし
その後のポールニューマンとは違うね
おそらく<暴力脱獄>くらいから
「ポ-ルニューマン㊞」を身に着けたのだね

映画は
コントラストが立って
構図がキマっているのだけど、

繰り返しになるけど
面白さでは同監督の<罠>に比べて
かなり落ちる

ジュールズダッシンの<街の野獣>なんかと比べると
更に更に落ちるね

ポールニューマンは大好きだけど
やっぱりジミーで観たかったなぁ

ジミーなら
ワイズのダメな部分を補って
映画も2割3割増しで良くなった気がする、、、

3☺

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Pニューマンの6パックス