たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ボクの好きなショット/さすらいの二人

映画ファンの間では
語り草となっている
映画史上あまりにも有名なラストのショット

70年代のガキの頃
ボクはこれを観ているんだけど、
その頃はまったく何にも感じなかった

スゴイとも面白いとも巧いとも
感じる以前に
まだ映画をちゃんと観れていなかったからね
「つまらない映画」という感想だっただろうね

ラスト
キャメラがゆっくりと
格子の隙間を通過して
アメージング!な瞬間

ガキの頃は「どうやって撮ったの!?」とさえも考えなかったボクが
ぎゃくに次男から「どうやって撮ったと思う?」と訊かれ

大人になったボクは即答できた
「そんなもん、キャメラがどう動いたかではなく、セットの方を動かしたってことさ」

それが映画の魔術
それがトリック

調べて確認したところ
やはりボクの答えは正解だった、、、

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ここだね

次の瞬間
可動式になっている柵が
左右によけて
キャメラを通す
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いったん外に出たキャメラ
ふり返えって部屋の中の様子を映し出すが
無音なのが良いね

演者は何か喋っていて
それに相応しいセリフはあるんだろうけど
観客に聞かせる必要がないんだよね

これがね、真の優れた映画だね、モーションピクチャーだね、、、