日本映画「平成の30本」を選んでみて
<いつかギラギラする日>が頭をよぎったのは
もしかしたら最近ショーケンが死んだからかもしれない、、、
そして
デビュー当初に年間5本も監督するほど
精力的にその後も映画を撮り続けてきた深作欣二が
<華の乱>以降自身はじめて
5年間もの空白の後に制作されたのが<いつかギラギラする日>だね、、、
北海道(函館?小樽?)を舞台にした日本映画としては珍しく派手なアクション映画、、、
この映画の製作のお陰で
<その男、凶暴につき>の監督のお鉢がタケシに回ってきたんだよね
だからね
<いつかギラギラした日>が
傑作<その男、凶暴につき>を生み、世界のタケシを生んだんだね、、、
映画には
前年愛人であった河合義隆が自殺した元清純派女優の荻野目慶子が
スキャンダルを乗り越え出演し
映画の中で木村一八と激しいベッドシーンを演じ
私生活では今度は深作欣二の愛人になってまたスキャンダルになった、、、
映画は
日本映画では破格の当時としてはビッグバジェットの11億円の製作費をかけながら
興行的には惨敗を期し、製作プロダクションが倒産となった、、、
なにかといわくつきながら
自分の記憶の中では日本映画ばなれした
なかなかのカッコイイイ作品だった覚えがあるのだが、
今観ると果たしてどうだろうか?「今観るとガッカリ映画」な一抹の不安もよぎるが、、、