アニー賞を獲得!と大々的にニュースされている
それに水を差すわけではないが
受賞したのは「インディペンデント長編アニメーション賞」
数ある部門の一部門賞
もっと分かりやすく言うと
準最高賞が「グランプリ」となるように
今回のアニー賞の最高賞「長編アニメーション賞」は
<スパイダーマン:スパイダーバース>が受賞し
<未来のミライ>はカンヌでいえば「グランプリ」にあたる準最高賞といえる
それにしても
立派な賞を受賞したことには異論はない
作品自体も
非常にイマジネーション豊かで良い作品だ
ただね
多くのレビューでも言われているように
「面白くない」「つまらない」という声も、ある意味うなずける
やはり映画ファンの心の中には
それが細田に対する期待になっているんだね
細田の代表的な2作品は
素晴らしい脚本が基に傑作となっている
それは面白く、つまらなくない作品なのだ
でもね
それ以降の作品もストーリー的な面白さでは劣るものの
作品の質が必ずしも劣っているわけではないんだよね
<未来のミライ>も
子供の心情を細かく描写できているし、
お雛様を片付けるだけのシークエンスが
これほどまで引っ張れるのはお見事!
迷い込む駅のシーンは
まさにアニメならではの創造性豊かな描写となっていて素晴らしい!
ま
アカデミー賞での受賞はなかなか難しいだろうけど
今回の受賞で期待は大きく大きく膨らんだね、、、
3.5☺