原題(ヨコ文字)よりも
邦訳したタイトルが素敵な映画に贈る
タテタテ大賞2018
ますは、ノミネートというか
気になったタイトルを思いつくまま、、、
ローズの秘密の貢=The Secret Scripture
原題の「秘密の聖書」というと雰囲気が違うんだよね、日本らしく巧く付けたと思うけど、「貢」と凝りすぎず「ページ」とカタカナでも良かった気がする、、、
ぼくの名前はズッキーニ=ズッキーニの人生
子供に「人生」と付けるには重いと思うから、この邦題で良いのだね、、、
ゆれる人魚=TheLure(おとり、誘惑)
「ゆれる****」って他にもあると思うけど、「人形の誘惑」とかにするより良かったよ、、、
ラッカは静かに虐殺されている=City of Ghosts
これは思い切った、まったく独創的で刺激的なタイトルだね、自信家の宣伝部の人の仕業だろうね、、、
あなたの旅立ち、綴ります=The Last Word
これも、宣伝部が頑張ってみたタイプだね、「終活日記」でも良かったけどね、、、Ⓦ
聖なる鹿殺し=Killing Of A Sacred Deer
このタイトルは観る前までは「?」だったね、文法的にね、、、「聖なる」「鹿殺し」なのか、それとも「聖なる鹿」「殺し」なのか、、、現題を見ると後者のようだね、これでやっと落ち着くね、、、
グッバイ、ゴダール!=Le Redoutable(恐ろしい人、強敵)
米国の単細胞ぶりに対して、おフランスは訳わかんない、突飛な感じが受けるのかな?だからと言って一方の邦題も決して良いわけではないね、「グッバイ」に代わる他の言葉は当然探したろうけど、「バカ野郎!ゴダール」でも、「アンポンタン、ゴダール!」でも良かった気がする、、、
ダンガル きっと、つよくなる=Dangal
明らかに日本でもヒットした<きっと、うまくいく>を意識したタイトルだね、、、
さよなら、僕のマンハッタン=The Only Living Boy In NY
原題とおりの「ニューヨーク」ではなく、「マンハッタン」といったところが、踏み込んでいるし、具体的で、意味合いとしては「僕」に続く言葉としては正しい選択かも知れないね、、、
女は二度決断する=どこにもいない
ちょっと硬いけど、結局こういうタイトルが妥当なのかな、、、
君の名前で僕を呼んで=Call Me By Your Name
そのまんまなんだね、でも、非常に良い原題だね、、、
犬ケ島=犬の島
ただの「ケ」だが、何気ないことだけど、非常に賢いね、日本が舞台の物語で島なら、やっぱり「**が島」だね、ナイスだよ、、、
インクレディブルファミリー=インクレディブルズ2
ここで「ファミリー」にしてしまったら、シリーズの「3」は「インクレディブルファミー2」と、ややこしいことにならないか心配、、、
デスウィッシュ=Death Wish
ライ麦畑で出会ったら=Coming Through The Rye
Catcher In The Rye(ライ麦畑でつかまえて)に離れず、くっつき過ぎずとなると、やっぱり、こういうタイトルになるんだね、、、
ボヘミアンラプソディ=Bohemian Rhapsody
原題とタイトルは同じだけど、これは非常にナイスだったね、本当は「クィーン」と名付けたいところだけど、こっちの方が同名の別作品と紛らわしくないし、イメージがいいよね、ボヘミアンラプソディの曲製作過程のエピソードは対作品比重としては決して大きくはないけど、苦情はないね、クィーンを代表する楽曲だし、ロック史に燦然と輝く名曲だからね、でもね、日本でだけスーパーヒットというのは面白いね
メアリーの総て=Mary Shelley
海外って、あまり深く考えずに、そのまま登場人物の名前をタイトルにすることが多いよね、味気ないけど、日本が考え過ぎなのかね、あまりに味気ないから<イヴの総て>からヒントをもらっちゃいました、、、
女と男の観覧車=Wonder Wheel
原題は味気ないね、でも邦訳は情緒に走りがちだね、でも、ナンカよく分からないけど良いタイトルだよ、、、
そしてタテタテ大賞2018は
そして
一方
苦言を呈したいダメタテ邦題は
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法=The Florida Project
ボクの大好きな大好き
クソ映画
愛して切ない
ヘド映画
すこしでも夢を
甘く優しく
タイトルだけでもしてあげたい気持ちは分かる
けど
このサブタイトルではないと思うよ
「真夏の魔法」といったら
イメージ的に
観客は誤解するね
ラストの部分を指しての
副題なのだろうけど
本編とはしっくりこない副題だね
現実は厳しい
魔法で逃げるな
失望したら
戻ってきて
自分の人生と戦え!