伝説のロックバンド「クイーン」の成り立ちから
リードボーカルのフレディマーキュリーの死までを描いた
<ボヘミアンラプソディー>の初日に劇場に足を運んだ、、、
席はアラ還世代を中心に埋まっている
若い客で40代といったところだ
ラストは
伝説のライブ「ライブエイド」のステージを再現したものだが
ボクの前の席の60才すぎのオバちゃんは
フレディがボヘミアンラプソディーのイントロを弾き始めた瞬間
号泣し出した
ラストのステージは
実際の20分ほどのライブを完コピしたもので
きっとオバちゃんの目の前に
フレディが蘇った瞬間だったんだね
クィーンのファン
もしくは大ファンではないにしても
青春の時期にリアルタイムでクィーンに接してきた人たちには
若い頃のように胸がキューンとすること間違いなし
ボヘミアンラプソディのレコーディングシーンが
ひとつの見せ場のシークエンスだけど
あらためてロック史上頂点の名曲の誕生に
観客は一緒になって立ち会える、、、
フレディの生い立ちは知らなかったが
『白人ではなく、すこし中東系の血でも入っているのかな?』と思っていたが
インド人だったんだね
そして
フレディのセクシャルな部分
「人種的」「性的」どちらの意味でも
彼は世間的にはマイノリティ
マイノリティの「孤独」フレディの「孤独」
それを
クイーンのメンバーは「家族」として支えている
(ま、メンバーのブライアンメイ&ロジャーテイラーも制作に参加しているので
自分等を悪く描くわけもないが、基本メンバーは信頼し合っていたんだね)
ただたんにロックバンドのサクセスストーリーではなく
英国で暮らすマイノリティの姿としての
フレディが描かれているのが
この映画の見どころでもある
監督は<ユージュアルサスペクト>のブライアンシンガー
物語の語りは上手い
ところが撮影の終盤
他のスタッフ、キャストたちと衝突して
クランクアップを待たずに降板したそうだ
映画作りの現場で
すべての人を敵に回すって
いったい何があったんだろうね
ちなみに
クレジットはされていないが
ロバートデニーロも製作者の一人であるらしい
さいごのクレジットが流れ終り
場内が明るくなりかけて
ボクが「イーエイ!さいこー!」と拍手をすると
妻はボクの手を押さえた
(妻はボクのこういう行為が恥ずかしいのだ)
が
それをきっかけに場内から拍手が沸き起こった、、、
クィーンと青春を過ごした世代は
ぜったいに観るべし!
P.S.
ちなみに今回ボクは通常のスクリーンで観たが
どうやらI-MAXの迫力はハンパないらしく、
I-MAXで観た観客からは
「本物のライブ以上の迫力」との声が相次いでいる
もう1回
観に行こうかな
こんどはI-MAXで、、、
3☺