以前観ているはずなのだが
なんかよく覚えていなくて
でも
大好きな風吹ジュンの主演作品だから
もう一度
観てみることにした、、、
監督は阪本順治
男くさい作風の監督だが
この作品に関しては「女」を描く
しかし
そこには女の意地、逞しさ
やはり
監督のスピリットが活きている
妻である風吹ジュンは
ほんわかとした
ちょっと天然っぽいキャラ
一方
死んだ夫の愛人である三田佳子は
強さを秘めている
この二人の
最終決戦シーンが良い
三田佳子って巧いねえ
こういう役ははまるし
演技力が凄い
でもね
一つ残念なのは
こういう演技力が光る場面では
ミドルに引いて
長回しで撮ってほしいなぁ
かちゃかちゃカット割っちゃうと
面白くないんだよね
テレビドラマじゃないんだからさぁ
じっくり女の戦いをみせてほしい
この年頃(風吹ジュンの世代)の女性に人気の
名作<ひまわり>が効果的に使われているね
主人公の風吹ジュンの役柄は
情熱的なソフィアローレンとは正反対
その憧れが、この映画の核にも活かされているね
これは原作にもあるのかな?
もし、ないとしたら監督の手腕だね
いいね
4☺