たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

Trailer/リュミエール!



 Lumiere!


エジソンが発明した
キネトスコープを発展させ

大勢の人たちが
一堂に会して鑑賞できる
映画の原型
シネマトグラフを発明し
「映画の父」と呼ばれる

その後
多くの先人たちにより
現在に至るまで映画は
様々な進歩を遂げてきた

今まで
リュミエールといえば
映画というハードを作った人たちで
作品の本質について
評価されることはなかった

ただ
街や人を映しただけ
それだけで
当時の観客は驚き喜んだ
という
極めて原始的な認識、評価
だった

しかし

今まで想像していたリュミエール
キャメラのポジションを決め
FIXで対象物を撮るだけ

そうではない

これを観ると
映画の一歩にして
すでに確かな構図があり
キャメラワークもあり
画が生きている

そのことに
現代のボクは驚愕する

50秒
108本

120年前の世界に
タイムトラベルするだけではない
リュミエール監督兼キャメラマンの作品を観るために
飛んでいくのだ

タイトルが<リュミエール!>と
「!」が
付いている

これが
ただの120年前の世の中を
映したことだけの意義なら
「!」は
いらないだろう

「!」の意味は
ただのそれではなく
まさしく
ちゃんとした「映画」として
存在していたことへの
「!」
驚きだと解釈する

映画のはじまりは
月世界旅行>でも
大列車強盗>でもなく

そして
そういうことを伝えた
この映画こそ
評価されるべきだ

評価しなくてはいけない