炎の人ゴッホ
原題は<Lust for Life>
「生への渇望」の意味だそうだ
Lust for Life
グラスの中の酒の色まで計算されているね
ロケーションがいい
オープンセットがきれい
スタジオのセットがきれい
衣装や大道具、小道具、メイク
細部に至るまで
隅々まで
行き届いた作り込み
作り込みすぎて
あざといと感じる人もいるかもしれないが
これでいい
この作品だから相応しい
映画自体が絵画なのだから
ヴィンセントミネリはあまり好きではないが
この作品の監督をするには適格だね
監督のセンス自体が絵画的なんだよね
色遣い、色の配置が的確
神経質なのに粗野なゴーギャン
だらしないのに繊細なゴッホ
ふたりの才能の出会いと別れ
隅々まで目を凝らして
絵画を見るように観る映画、、、
3.5☺