たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

妻の解約手続き、、、

妻がスマホに切り替えたので
それまでガラケーで月額使用料400円程を払っていた
情報サービスを解約することにした

こういう操作にまったく不慣れな妻はSHOPに行き
スタッフに契約の手続きを頼んだが
解約には暗証番号が必要だ

妻は暗証番号をスタッフに伝えたが
エラーが出てはねられる

調べてみると
暗証番号に誤りはなく
それ以上対処できないので
通信会社に電話してくれと言われ
もらった電話番号を握りしめ妻は帰宅した

妻は通信会社に電話をし
親切なおじさんスタッフの指示に従って解約の手続きを進めていくが
やはり最後の段になって暗証番号がはねられる

スタッフが調べるとやはり暗証番号に誤りはなく
埒が明かなくなり途方に暮れた

夕方帰宅すると
それまでの事情を聴いたボクが
あらためて通信会社に電話した

そして
電話に出た若い女性スタッフにそれまでの経緯を話したが
対応したそのスタッフは「SHOP」に行ってくれと返事した

SHOP⇒通信会社に電話⇒SHOP
この繰り返しで何が解決するのだろう

瞬間湯沸かし器のボクは
「ふざけんなー!」
「オマエのところは役所かー!たらい回しかー!」と
思わず声を上げてしまった

スタッフが交代した
明らかに上司と思われる優秀そうな対応の知的な女性に変わった

「ラチあかないから、この電話で退会の手続き終えてよ」

「申し訳ないですが、すべてネット上での退会手続きとなります」

「なんで?」

「セキュリティの理由です、第三者によりお客様に不利益がかかる可能性があるからです」

「電話だと悪意ある第三者によるセキュリティ上の問題あるんだ?ネットではそういう問題起こらないんだ?起こるよね?」

「しかしながら、そういう決まりです」

「決まりっていったって暗証番号に誤りがないのに解約できなんだよ、永遠に退会できないじゃない?永遠に金払わせる気?そういう会社?」

「いえ、そうではありませんが、兎に角、電話での解約はできないのです

「あのね、どんな会社でも電話機あるよね、電話するよね、解約したいと消費者が申し出て、解約にならなければフェアな取引ではないよね、おかしな商取引だよね」

押し問答になってきたので
その女性はあらためて解約の手続きを進めることを提案した

女性に従って妻のスマホを操作する
女性は非常に丁寧に指示してスムーズに進む

そして最後の段になった
暗証番号を入力してエントリーする

「あ、なった、、、」

「あ、なりました?良かったです~」

「あんた、ぬか喜びだよ、なったのはエラーだよ、やっぱダメだよ」

そして暗証番号を告げると
スタッフは暗証番号に誤りがないことを確認

その後いろいろと試すが何故正しい暗証番号が拒否されるのか
とうとう優秀なスタッフは解決することが出来なかった

「ね、こんな状態だよ、これでも再びSHOPに行くべきだった?」

「すみません」

「あなたはネットでしか解約できないと言ったよね、このままでは本当に一生毎月400円を払い続けることになるよね、それをあなたは仕方ない、決まりだから、ルールだからと言い続けるのかな?」

「今回は特別に私の責任において、電話による解約を、この御電話でさせて戴きます」

「はい、じゃ、これで終わりだね、もう請求来ないね、、、な、電話で解約できたじゃん」

「はい、申し訳ありませんでした」

電話での解約は絶対にできないと言い切った人が
最終的には自らの意思で電話解約に応じた

本当は
「はい、あんたの負けね」と、言いたかったが、
それを言ったら可哀想だから云わなかった、、、

なんで手順にばかりこだわるの?
なんで電話一本で解約できないの?
融通のきかなすぎるバカな社会

今の世の中マジ不便すぎるーーーー!

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