大傑作だね
アタリ/ハズレがあると言われる
ジョンヒューストンの
<黄金>と並び称すべき
大傑作
<勇者の赤いバッヂ>
ジョンヒューストンらしからぬ
作家性を感じる
そして
フォトジェニックな素晴らしい作品
戦争とは
兵士とは
よくよく考えさせられる
勇敢で立派な兵士になりたいという願望と
戦場から逃げ出したい恐怖心との葛藤
戦場で交叉する
人間の二つの心理
植え付けられ
自分を鼓舞してきた勇ましい精神は
戦場では人間の弱さが勝る
人の強さとは弱さとは
一種
戦意高揚映画と捉えられなくもない
危険性も含みながら
娯楽監督のヒューストンが
真剣に
問いかけてくる