たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

賞に嫌われた映画ども/キネマ旬報ベスト10

昨日
キネ旬のベスト10が発表された

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このようなランキングなど
気にしない興味の無い人もいるかもしれないが
ひとつの基準としてキネ旬の10は重要だ

世界でもっとも古い歴史もあるし
日本でも最も権威のある映画賞といえる
目の肥えた選者によって選ばれた信用におけるベスト10だ

だが全てではない、絶対ではない
選者の質が低下しているのではないかとの指摘もあるし
過去の選者たちも大きな過ちを沢山してきている

小津の<東京暮色>は
ボクの「小津映画フェバリット1」だが
その年のキネ旬では「19位」で小津をガッカリさせた
小津のような大監督でも
キネ旬の「順位付け」が気になるのが面白い

小津だけでなく
ヒッチコックをはじめ
名匠巨匠の数々の名作も
その当時では10から外れていることが多い

映画史上
常にTOP10にランキングされるほどの
雨に唄えば>にいたっては
その年の10どころか、1票も得られず、圏外だった、、、

一方
今回も1位の座はクリントイーストウッド
キネマ旬報の歴史で最も愛された監督といえる

どんな大監督でも2、3度1位になれても
8度も、いや8度どころか
7、6、5度だって1位になったことがある監督は
イーストウッド意外にいない

ちなみに
キネ旬の1位予想としては
シンゴジラ><ハドソン川の奇跡>を予想していたが、

ボクの1位は
海よりもまだ深く><レヴェナント>だった
しかし両作品ともベスト10内に入っていない

それでも
この2作品がボクにとって1番なのだ、、、