たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ロジャーコーマン自伝/私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか

ロジャーコーマン自伝
私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損しなかったか

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B級映画の帝王、低予算映画の王様
と、呼ばれるロジャーコーマン

カルトムービー<リトルショップオブホラーズ>は
2日と1晩で撮ったという伝説も
コーマン自信が作り上げた自らの「神格化」とも批判される
その胡散臭さも映画に反映し
ある意味魅力的だ

彼の名前は
彼の作品の評価よりも
彼の下からその後のハリウッドを支える
数多くの才能を見出したことで評価される

そのロジャーコーマン塾ともいえる連中の顔ぶれは、、、、

スコセッシ、コッポラ、ジェームズキャメロン、ジョンミリアス、ピーターボグダノビッチ、ジョナサンデミ、ガスヴァンサント、スピルバーグ、ジョンセイルズ、ゲイリーカーツ、ピーターフォンダ、ロバーロデニーロ、ジャックニコルソン、モンテヘルマン、デニスホッパー、ロンハワード、

日本で監督といえば
70年代はポルノ映画界で修行を積んだり
自主製作映画でチャンスを掴んだり(森田芳光黒沢清
最近ではVシネマ出身
そして更に最近ではテレビドラマのディレクターから
日本映画界の新しい才能が生まれた

王道を歩く方がむしろ特異で
みんな下積み生活で映画を学ぶ

これは
日本も海外もほぼほぼ同じだ

ロジャーコーマンに対しては
若き映画人、役者、監督志望者にチャンスを与えたことで
リスペクトというより「感謝」はすべきだ