ロジャーコーマン自伝
私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損しなかったか
B級映画の帝王、低予算映画の王様
と、呼ばれるロジャーコーマン
カルトムービー<リトルショップオブホラーズ>は
2日と1晩で撮ったという伝説も
コーマン自信が作り上げた自らの「神格化」とも批判される
その胡散臭さも映画に反映し
ある意味魅力的だ
彼の名前は
彼の作品の評価よりも
彼の下からその後のハリウッドを支える
数多くの才能を見出したことで評価される
そのロジャーコーマン塾ともいえる連中の顔ぶれは、、、、
日本で監督といえば
70年代はポルノ映画界で修行を積んだり
最近ではVシネマ出身
そして更に最近ではテレビドラマのディレクターから
日本映画界の新しい才能が生まれた
王道を歩く方がむしろ特異で
みんな下積み生活で映画を学ぶ
これは
日本も海外もほぼほぼ同じだ
ロジャーコーマンに対しては
若き映画人、役者、監督志望者にチャンスを与えたことで
リスペクトというより「感謝」はすべきだ