たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ツカミはOK!な映画/スケアクロウ


キレイな小さな丘を男が降りてくる
道に向って歩いてくる

キャメラはずっとロングテイクで
その男ジーンハックマンを撮らえている

ところどころで
木の陰から男の様子を見守る
パチーノのカットが挟まれる

パチーノはハックマンに興味があるが
ハックマンは眼中にない

パチーノがいろいろちょっかいを出すが
ハックマンは相手にしない

長く長く続くファーストシーンは
タバコに火を貸す場面で閉じる

男と男の出会い
運命の出会い
そして
物語の始まり

傑作ロードムービ
男の友情を描いた傑作

しかし
淀川長治さんは言った
友情の物語ではないと
「愛情」なんだと
男と男の「恋愛映画」なのだと
ゲイの映画なのだと

淀川さんの言葉だからこそ重い
その筋の人でなければ理解できないことだからだ

この出会いのファーストシーンが
まさしく
恋愛映画の運命の出会いのシーンだと云われれば
そのように見える