Wアレンフリークではないボクだが
シリアス系は非常に好きだ
彼のフリークでさえ
シリアス系が苦手と言う人が多いが
アレンのシリアス系は
イイ作品が多い
迷いに迷って
この3本に決めた
マンハッタン ブルージャスミン ウディアレンの重罪と軽罪
「男の愚かさ」を描くのが上手い
たとえば<ギター弾きの恋>の後悔は
<マンハッタン>ではインテリの後悔と同じ
粗野な男でもインテリでも男は同様に愚かだ
本来はコメディに属するかもしれないが
<マンハッタン>はシニカルでシリアスだ
<ブルージャスミン>ここ10年間で
かなり好きな1本だ
こちらは「女の愚かさ」
でも「愚か」とは言い切れない
女には女の意地を感じる
<欲望という名の電車>のブランチのよう、女は怖くて愚かで強く可愛い
ラストがイイ、女は大人、男は子供、インテリでもガキ
P.S
ちなみに今回
昔観たものは
幾つか改めて見直してみたのだが
昔は「良かった」と思った作品が
今観るとさほど良くなく
以前は大して気にしていなかった作品が
今観ると非常に良かったりした
↗
アニーホール、マンハッタン、インテリア
⤵
観かた、感じ方が変わる
P.S.
マッチポイントとギター弾きの恋も
次点として記録しておく