日本で
3本を選ぶのが難しい監督は
成瀬と増村
増村で
3本選ぶのは至難の業
よって
「若尾文子とのコンビ」もの
と
「そうでない」もので分けた
苦肉の策
そして
私の場合
こうなった
青空娘 清作の妻 赤い天使
もちろん
刺青、卍、妻は告白する、華岡青洲の妻も捨て難いが
自分にとって
すごいと思う3本で選んでみた
他には真似できない
増村だけが撮れる作品
これほど
独特で個性的で力強い
他の監督なら「そういかないところ」を踏み込み行く
いい意味での変態的な
スゴさ
女の強さ、女の弱さ
画の力強さ、繊細さ
黒澤の
「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」
という言葉がある
が
増村保造こそ
その言葉に一番相応しい
クロサワにも小津にも成瀬にも溝口にも木下にも
ないものが
増村だけにはある