たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

自動車事故/走行過失、一筆無効---その2

さっそく相手から連絡があった
タクシー会社の入っている保険屋の担当者だ
怪我の有無の確認をしてから
こちらの保険屋を教えてほしいとのことだったが
タクシーの運転手から「一筆」もらっているので
100%補償してもらうつもりだから
こちらの保険屋には報告しないと伝えると、
この電話を最後に保険屋からは電話が来なくなった、、、

かわって翌日から
タクシー会社の事故係から電話が入った

ケガの有無を気にしつつ
保険屋の連絡先を教えてほしいと言う
 
「いやいや、この件は貴方の方に全過失があるのだから、保険屋に連絡するつもりはありませんよ、弁償してくれれば良いから」と云うと

「何言ってるんですか、お互い走っていて起きたことですから、そちらにも過失があるでしょう」
いろいろな状況にもかかわらず強気な返答に
一瞬戸惑うと共にその言い方に腹が立った

「は?こちらの過失ですか?どんな過失ですか?どんな過失があるんですか?」
「走行過失ですよ」
「なんですか、それ?」
「走ってれば過失があるでしょう?」

「そういうことよく言われることだけど、訳わからないですよ、そもそも走ることを前提にしてる車に最初から過失があるっておかしいでしょう」
「でも、そうでしょう?」
「そうなの?私は走ってれば過失があるなんて、悪いヤツの論理だと思ってますよ
「・・・」
盗んだ方より盗まれたヤツが悪いっていうのは悪い奴の論理ですよ、ぜったいに悪い奴が悪いんですよ
「・・・」

「だいたいさぁ、一筆書いてるじゃない、お宅の運転手さん」
そんなものは無効ですよ
その言葉に思いきり驚き呆れた

「はぁ~?なぜ?」
「だって現場で書いたことなんか動揺してるかもしれないし
「あのさぁー、数日置いて、貴方みたいのに入れ知恵されることはどうなのよ?だいたい大の大人がその書く意味解っていながら書いたことでしょう?脅かして無理やり書かせたわけじゃないでしょう?」
 
埒が明かず、、、

少額訴訟」なんてやったことないけど、そういうことまで想定しようかなと考えながら
「走行過失」や「一筆」の効力をネットで知らべてみた

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ネットというのはいい加減なもので
「肯定」する見解もあれば「否定」する見解もあり
全てが正しいように書かれてあるが、
実際どちらが何が本当に正しいのかは判らない

「走行過失」なんてそもそも無いのだという自分の考えに近い人が裁判で勝ったたケースもある一方
一般的には「0過失」こそありえないという話しが多い

「一筆」は有効で有利で非常に重要だと書いているものもあれば
何の根拠にも証拠にもならないとも書いてある、、、