たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/シェルタリングスカイ

感性で読み解く映画
己の感性を問われます

どこにも説教臭い話はありません
ストーリーを追う映画でもありません

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静けさの中にも
露わになる感情と
それがはじける感情

自分の感性を信じて観る映画です

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見失う愛、
重く沢山の荷物、
さすらい、
彷徨い、
そして解放、
ひとつになった鞄、
孤独、
渇き、
それによる不安、
それでも進む、
そこに待ち受けていること、
そして戻る元の場所に

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こんなはずではなかった街で
ホテルを探して子供に手を引かれ
迷路のような街を奥へ奥へと連れて行かれるシーンは秀逸でした

ほかにも
印象的なシーンの数々

重苦しくも美しいロードムービー

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やはり
ベルトルッチは凄い

エリッヒ・フォン・シュトロハイム
あの<グリード>が男の欲望なら

この<シェルタリングスカイ>は、女の渇き

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