たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ラーメン/ホープ軒・古川橋店

ラーメンっていうと
大勝軒とか二郎とかいうけど、

そもそも
ボクは
ハッキリ記憶しているが、
大ラーメンブームが来たのは
1980年初頭のホープ軒が始まりだった

以前
何かの雑誌(ブルータスかターザンかな?)で
ラーメン年表なんていうのが載っていたので眺めていたら
ラーメン史に残る数々のラーメン店の中に
ブームの大立役者ホープ軒が載っていなかった、、、どーゆーこと!

イメージ 2
                                        
ホープ軒は
御存知のとおり
千駄ヶ谷の国立競技場の前で
沢山のタクシーが並んでいたラーメン店だ

あの当時
東京ではまだ珍しかった豚骨スープを
東京風に醤油ベースで食べさせる

タクシーに吊られて
一般の人たちが押し寄せ、

「ラーメンでビルが建った」という噂は
伝説となり
後続のラーメン店の乱立を促した

その当時
「九州のトンコツしか認めない」と豪語していた
博多の友人にホープ軒を試させたところ
彼は唸りながら
「うむ~、これは面白い、美味しい、これは博多でも受けるかもしれない」と
初めての醤油豚骨に感心していた、、、

イメージ 3
普通のラーメンと大盛り
その後ホープ軒は
たくさんの支店を出すものの、
続々現れる様々なラーメン店に呑みこまれ
いつしか忘れられる存在になった

今では
千駄ヶ谷の店の前に
タクシーの数はチラホラと寂しい、、、

ずいぶん経って
四の橋の支店(古川橋店)に
たまたま入ったが
酷く不味くてガッカリしたことがある

ところが

そんなヒドイはずの店に
二度と行かないはずの店に
何故か数年後またフラっと入ってみた
なんと昔の美味しいホープ軒の味が蘇っていた!

イメージ 1
ネギの入ったザルが置かれていて、盛り放題
それと、お冷やはジャスミン

まつり上げられ
殺到し
そして
埋没し
忘れ去られた
そんなホープ
今でも地味に健在

懐かしく
旨い