マーティンスコセッシの代表作と云えば
<ディパーデッド><グッドフェローズ>のファンも多いだろう
私は
<明日に処刑を・・・>や<アリスの恋><カジノ>あたりも好きだが
もっとも好きな作品を問われれば
<ヒューゴの不思議な発明>をあげる
原題は<HUGO>で、
邦題の方は
「HUGO」では味気ないし
意味が分からないので
タテタテ題名に挑戦したのは良いが
観客の同意を得られるまでには至らなかった
残念なタイトルになっている
観客のほとんどが
不思議なファンタジーの世界を思い描いて
劇場に足を運んだことだろう
が
実際の映画を観れば
誇大広告的なタイトルといわれても仕方のない内容だ
だとしても
作品自体は素晴らしく
非常に良い出来になっている
スコセッシが
SF映画の先駆者である
ジョルジュ・メリエスに対する
リスペクトと同時に
映画を作り続けた先人たちへの感謝と敬意を込め
シネマがデジタルの時代に移行したことで
フィルムとの惜別と感謝を表して作り上げた作品で
フィルムとの惜別と感謝を表して作り上げた作品で
心底
映画を愛する者だけが
映画を愛する者だけが
理解し共感できる作品になっている、、、