たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/港のひかり

11月14日(金)初日舞台挨拶イベントレポート | NEWS | 映画『港のひかり』公式サイト | 11月14日(金)公開

 

いかにも東映だね、任侠映画だね、現代の任侠映画、だからまさしく<冬の華>だよ、そのものだね、現代の<冬の華>、だからフィルムである必要があった、だから木村大作である必要があった(冬の華の撮影監督は木村ではないが)、フィルムが作風にとてもフィットした東映任侠映画、令和の若い監督さんが撮った昭和の任侠映画、、、

 

ほんとはね、渡哲也とか渡瀬とか健さんがやっぱりいいのだけど、いないからね仕方ないね、今だと舘ひろしになっちゃうんだね、舘も今では貴重な存在になったね、、、

 

震災前の能登半島で撮ったそうだ、震災があったから公開を遅らせたのかね?、輪島の朝市など失われた風景がフィルムの中では留まっている、映画のひとつの役目だね、きちんと保存されれば失われた景色がそこにあるのが映画、、、

 

三連休なのに、観客はボクともう一人だった、ふたり、、、だからね、遠慮なく泣けた、とくに泣いたのが、成長した幸太がおじさんを訪ねるシーン、外から鈴の音がかすかに聞こえてくる、ハッとするおじさん、これは昔おじさんが幸太を外に呼び出すときにやっていたこと、おじさんは玄関まで来るがなかなか扉を開けようとはしない、ここが泣く、おじさんの方も鈴を鳴らして丸で『わかっているよ』と伝えているようだ、、、ほんとうはね、ここで顔を合わせて欲しくなかった、ラストまで引っ張ってほしかった、でもね、監督さんはそうはしなかった、12年の時を経て昔のように並んで腰かけて会話をさせた、、、ま、いいや、俺が監督でなく、この映画は監督さんのものだから、、、

 

任侠と藤井、、、<ヤクザと家族>はとても素晴らしかったが、正直『またヤクザ映画やるの?』と思った、、、藤井に何かあったのか?<ヤクザと家族>をやって何か思うところでもあったのか?しかも任侠物だよ、たしかに昭和の時代に任侠みたいなものはあったろう、そういうヤクザもいたさ、でも実際はほとんどが外道だ、、、藤井は何か見たのか?本物の任侠ヤクザを知ったのか?それとも只の美化?

 

「継承」ってのも主題の一つらしいが、、、そういう意味では、千葉真一東映)~舘ひろし東映)~眞栄田郷敦みたいなもんもあるし、富司純子藤純子東映任侠映画千葉真一の恋人役でデビュー)~寺島しのぶ~尾上眞秀だったりキャストも、、、

 

ま、とても良い映画でした、、、

 

解説とあらすじ、、、「正体」で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道人監督が、主演に舘ひろしを迎えて送るヒューマンドラマ。北陸の港町を舞台に、過去を捨てた元ヤクザの漁師と盲目の少年との⼗数年にわたる絆を描き、数々の名作を手がけてきた撮影監督・木村大作が全編を35ミリフィルムで撮影した。

漁師として細々と生活する元ヤクザの三浦は、白い杖をついて歩く少年の幸太を見かける。両親をヤクザ絡みの交通事故で亡くした幸太は、彼を引き取った叔母やその交際相手からも虐待を受けていた。孤独な幸太にどこか自身の姿を重ねた三浦は、自身の船に幸太を誘う。どこにも居場所がなかった者同⼠、2人は年の差を超えた特別な友情を築いていく。幸太に視力回復の手術を受けさせるため、ヤクザから金を奪った三浦は、幸太に一通の手紙を残して自首する。12年後、突如として⾏⽅がわからなくなった三浦を捜していくうちに、幸太はある秘密を知る。

7年ぶりの単独主演作となる舘ひろしが三浦役を演じ、盲⽬の少年・幸太役を歌舞伎界の新星・尾上眞秀、成⻑した⻘年・幸太役を眞栄⽥郷敦がそれぞれ演じる。2025年製作/118分/PG12/日本、配給:東映、スターサンズ、劇場公開日:2025年11月14日(映画.comより)

 

3.5