ボクが上の記事をUPしたのは昨年の5月の頃、米国でとても流行っていてとても面白そうだったので日本公開を今や今やと待っていた、ところがなかなか公開が決まらない、でもここまで公開が遅くなった理由が分ったよ、配給会社は日本人にはこの映画は受けないと判っていたのだ、それならばアカデミー賞の時期に流して少しでも興行を有利にしようと考えたのだ、、、
「なんでんかんでん」80年から90年代初頭に東京でブームになった博多ラーメンの店をこの映画を観ながら思っていた、、、テレビ業界に知り合いがいたため社長がテレビにちょくちょく顔を出し店を宣伝し、その効果で環7の店前には深夜でも客で溢れ多くの車で大渋滞を引き起こした、、、なんでんかんでん「なんでもかんでも」はまさにこの映画のことエブリシングエブリウェア、日本のアニメの数々の拝借から成り立つまさになんでんかんでん、、、
<マトリックス>を今観る人は特に真新しさは感じないと思うが、あの作品をリアルタイムで観た観客は本作と同じようなガチャガチャした世界観の中にも「映画の新しい姿」を見つけた(やはり映画はリアルタイムで観ないと本質が分からない)一方本作は同じガチャガチャ感でありながら何ら新しいものが発見できなかった、<マトリックス>は映画史に名を残すが<エブエブ>はそうはならない、、、
最後に愛は勝つ~♬<マトリック>も<エブエブ>も共通するのは日本のサブカルチャーの影響を大いに受けていることだが、最後に愛は勝つ~♪的なセカイ系はハッキリ言ってもう飽き飽きしてうんざりなんだよ!ところが米国じゃまだまだ受けるんだね、、、
反ネトフリ反ディズニーは今やハリウッドの潮流で、そんな中で低予算ながら良質な映画つくりを目指すA24は映画界の最後の砦、この映画でも反ディズニーを<レミーの美味しいレストラン>などのパロディで見せているのが面白い、、、
ともかく日本人には全く真新しさのない映画、これを喜んでいる米国人を呆れる、、、人種、同性愛、格差、女性、アカデミー会員が思わず投票したくなる要素がテンコ盛り、、、
👀点(とにかくアクション映画ならなんでんかんでん見たい人向き)