東日本の大震災では19000人が犠牲となった、ホロコーストでは600万人が犠牲となったことで、その凄さは数字からも分かる、、、大きい数字はつい、亡くなったひとりひとりへの想いが希薄になりがちだが、ひとりが殺されることも大勢の犠牲者の一人も、一人は一人同じ命なのだ、、、その記憶を決して絶やさないように出演してインタビューに答えた人々の気持ちは同じだろう、『俺が話しておかないと』という使命感が揺り起こされたのだと思う、苦しい記憶を抱えて生きなければいけない人々によって生まれた人類が滅びるまで永遠に遺さなければいけない作品、多くの人々が歴史のお勉強ではなくエンタメとして映画を観ているわけだが、こういう作品があるのも映画の役割、、、
10時間近い映画を観終えて、シーンの一つとして省くことが出来なかったことを理解できる、この尺である必要があったのだ、、、