昨年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作品、、、受賞後監督は映画界におけるジェンダー問題を意識して「本当に私でいいのか?女だから選ばれたのではないか?」と自身の受賞に疑問を投げかけた、、、ポリコレによる逆差別によりパルムドールを逃したかもしれない濱口監督の<ドライブイマイカー>が世界中の映画賞を席巻し、とうとうアカデミー賞の作品、監督、脚本賞の候補になったうえ、国際映画賞の受賞に至ったことは万人の知るところだが、本作品はオスカーのノミネートどころかすっかり注目を失った、、、
思えば最近のパルムドールなんかおかしい、未来に名を残すべき作品が正当に選ばれていないような気がするのだ(もしかしたら審査委員長の選任ミスかもしれないが)、こういうことをしていると『昔の映画は良かったなぁ』という声がまた聴こえてくることになるのに、、、
<RAW/少女のめざめ>同様、登場人物の身体で起こる奇妙な出来事「身体的ホラー」作品を撮り続ける美人変態監督ジュリアデュクルノー、クローネンバーグの影響を強く受けていると本人が言わなくても観客は確信をもって知っている、、、今回は車とのSEXにより命を宿す殺人鬼の女が逃亡の末に辿り着いた家族(疑似父親との同居)との生活の中で命を産み落とすまでの物語、、、怖い怖い怖い、痛い痛いグロい、狂っている!キチガイだ!こういう発想をする人が恐ろしい、、、が、こういうのを好きな人もいるんだろうね、その結果がパルムドールなら、ジェンダー問題とは別の意味でヤバイような気もするが、他人の趣味に口出しするつもりは毛頭ない、観たい人は観るべきだ、、、
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